「バスケットボールスキルアップテスト」は、バスケットボールの基本技能である「ボールゲーム」、「ボールハンドリング」、「パス」、「ドリブル」、「シュート」を全128項目からなるスキル要件として整理するとともに、これを1級から15級までの難易度別に分類し、段階的にスキル到達度を測定できる実技テストとなっています。

また、全128項目からなるスキル要件を日々の指導・練習に取り入れるため、体の動き、ボールの動きを連続写真で解説する「オフィシャルテキストブック」を準備いたしました。テキストブック付属のDVDには、実際にプレイしている動画も収録しておりますので、各スキル要件を視覚的に確認することもできます。

小・中学校などのクラブや部活動、一般のクラブチームにおいて、「オフィシャルテキストブック」を用いた指導・練習を重ねつつ「バスケットボールスキルアップテスト」により到達度を確認するなど、両者をうまく活用することで、個人スキルやチーム力の向上に役立てていただければと願っております。


「人は夢を見ることで成長する」

 

私の夢は世界最高峰のリーグで活躍する選手を育てることです。そのためにはプレゴールデンエイジ/ゴールデンエイジ期の育成が非常に重要であります。

本書に掲載されている高度な技術は、一見、子どもたちには難しい技術のように思えてしまうかもしれませんが、「バスケがしたい」、「バスケが大好き」な子どもたちが夢中になって取り組むことで、大人が想像する以上のスピードで技術を修得することでしょう。「世界最高峰のリーグで活躍する選手になる」という明確な目標を持ちながら適切なトレーニングを行い、最高レベルのスキルを身につけていく事で、将来その夢が実現すると私は信じています。

日本から世界へ・・・。こんな展開を願ってもやみません。

将来のバスケットボール界を担う子どもたちにこの夢を託します。

 

元bjリーグコミッショナー

元日本代表監督

河内 敏光


スキルアップテストを推奨するにあたって、私は以下のように考えます。このスキルアップテストが如何に重要であり、またトライする楽しみ、できた時の喜び、達成感など多方面にわたっての有益なテストであることを少しですが述べさせていただきます。

私自身指導者として、幼少期のカテゴリーから日本を代表するトップまで、そして男女すべてを指導する経験を得ました。そして代表として強豪国との対戦もプレイヤーとしても指導者としても体験を積ませていただきました。その後大学や大学院でコーチングを学び、他競技との連携ももち、いろいろな事を理論的に、そして経験的に学びました。その結果、ボールゲームについては、瞬時のオープンスキルが重要、感性が重要ということがポイントになると非常に感じたわけです。したがってその感性を磨くためには、個々のスキルアップ、ファンダメンタル(基礎基本)が不可欠であるということがはっきりとしたわけです。日本的には、感性を磨くのは不得意、型にはまった指導、そしてそれを地道に積み上げることがとってもうまいのです。しかしその地道な積み上げも重要ですが、プラス感性も育まなければならないのです。

このスキルアップテストは、とても簡単なレベルから徐々に難しくなるようにできていますから、楽しみながら、そして達成感を味わいながら気が付かないうちにファンダメンタルが体に浸透するようにできています。その結果、瞬時の状況判断などの感性表現にもつながると確信しているテストです。

最後に日本は、バスケットボール競技については世界からすると後進国です。これから大きく羽ばたける要素が山積です。ぜひとも小さなところから大きく羽ばたいていただきたく、このスキルアップテストを推奨いたします。

 

早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授

元全日本代表監督

倉石 平


僕は小学生の頃にバスケットボールを始めました。当時はとにかくバスケが楽しくて、夢中になっていたことを覚えています。

僕のポジションはポイントガードなので、とにかくボールハンドリングは大事です。ドリブルやハンドリングの技術は子供の頃の練習がものを言います。子供の頃に身につけた技術というのは、プロになった今でも自分のプレーの基礎になっています。また、大人になってから練習するよりも、子供の頃から練習を重ねた方が技術は身につくので、皆さん頑張って練習に励んでください。

僕が子供の頃は、「スキルアップテスト」のような機会はありませんでした。

テストを通じて自分のスキルを確認できる場があるということは、とても恵まれた環境だと思います。是非スキルアップテストを受験して、実力・スキルはどれくらいのものなのか、自分自身を知り、今後の成長に繋げてほしいと思います。

プロバスケットボールプレイヤー(新潟アルビレックスBB所属)

元全日本代表選手

五十嵐 圭


僕は小学校からバスケットボールを始め、今もプロ選手としてコートに立っています。バスケットボールをプレイしていて、最も喜びを感じるのはシュートを決めた瞬間です。

この「バスケットボールスキルアップテスト」にはたくさんのシュートスキルがあり、そのスキルの数だけ習得する喜びや、得点を決める楽しさを学ぶことが出来ると思います。僕が子どもの頃にこのテストがあったらと考えると、皆さんがとても羨ましく思います。

バスケットボールはより多くの得点を取ったチームが勝つスポーツです。

このバスケットボールスキルアップテストで個人スキルを磨き、試合でたくさんシュートを決められる選手に成長していって欲しいと思います。

プロバスケットボールプレイヤー(横浜ビー・コルセアーズ所属)

元全日本代表選手

川村 卓也


私は小学校、中学校、高校、実業団とバスケットボールを続け、今でもプレイヤーとして、またbjアカデミーのコーチングスタッフとしてバスケットボールに関わっています。ここまで私が長い間バスケットボールを続けてこられたのは、バスケットボールが大好きでバスケットボールをしている時間がとても楽しいと感じているからです。

このバスケットボールスキルアップテストは小さな子どもでも出来る簡単なスキルから上級スキルまで、どの年代でも飽きることなく楽しく上達していくことの出来る内容になっています。そして自分自身はもちろん、保護者や周りの応援してくれている人たちが段階的に分かりやすく子どもの成長を感じられる検定となっています。検定には合格、不合格があるので子どもたちが楽しさだけでなく、上達していく難しさや、悔しい思いをしながら努力し挑戦していくことの大切さを自然に学んでいって欲しいと思います。

このバスケットボールスキルアップテストを通して、よりバスケットボールを大好きになり、世界最高峰のリーグで活躍する選手へと成長していくことを願っています。

アテネオリンピック出場選手

元全日本代表選手

立川 真紗美


■お問い合わせ先

バスケットボールスキルアップテスト事務局(平日 9:00~17:30)

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル(株式会社サーティファイ内)

TEL 03-5645-0777 FAX 03-5645-0778

E-mail  skillup@bj-academy.com

 

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